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仏像の背後には、特徴的な装飾があるのが目に付きます。
丸い形をしたもの、雪だるまのように小さい丸と大きい丸が重なったもの、燃えさかる炎を形どったもの、などなど。
これらの装飾にも、もちろんしっかりとした意味があります。
仏像の背後に見られる装飾は、仏様から放たれている光を表現したものなんです。
これを「光背(こうはい)」といいます。
お釈迦様は普通の人とは違い、32の特別な特徴があるとされています。
これを「三十二相」というのですが、そのうちの一つが「丈光相(じょうこうそう)」と呼ばれているもので、お釈迦様の徳の大きさや知恵の大きさを闇を照らす光になぞらえて示しているものです。
そんな光「丈光相」を表現したものが「光背」なんです。
光背は色々な種類がありますが、大きく分けると「頭光(ずこう)」と「身光(しんこう)」に分けられます。
仏像の頭から放たれる光を現したものが頭光、体から放たれている光を現したものが身光です。
そして、頭光と身光をあわせて体全体を覆うものを「挙身光(きょうしんこう)」といいます。
それでは、光背の種類をいくつかて見ていきましょう。
・円光(えんこう)
円形の光背で、数多く見られます。光背の基本形ともいえます。
一枚板のシンプルなものや、美しい模様が入ったものもあります。
・二重円光(にじゅうえんこう)
頭光と身光の二つの円を重ねて表現される光背。
大日如来坐像がこの光背ですね。
・放射光(ほうしゃこう)
円光からさらに放射状に伸びた光を表現した光背です。
円光の中央から光の線が放射状に放たれている様子を表現しています。
また、「筋光(すじこう)」とも呼ばれます。
・宝珠光(ほうじゅこう)
宝珠の形に似た光背です。わかりやすくいうと桃のようなシルエットをしています。
模様が描かれていることが多いです。
・舟形光
蓮華の花びらを表した光背
如来像や菩薩像によく見られます。
・火焔光(かえんこう)
燃えさかる炎の形をした光背
不動明王や馬頭観音にみられます。
・飛天光
光背の周りに飛天を配した光背
仏像に見られる光背も、とても芸術的ですのでじっくり鑑賞してみてください。